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上級者ライトノベル担当者向けおススメフェア案一覧

先日書いた記事「初心者ライトノベル担当者向け個人的おススメ平台タイトル」が中々反響があり嬉しい限り。
しかしよくよく見ているとラノベ読みの人たちは喜んでいるのだが、肝心の書店員さんにはあんまり伝わっていないような感。
まぁ普通に考えたらツイッターやって情報収集しているような書店員さんは『初心者』とはいえないよね。
実際、「うちの平台もおおよそこんな感じ」「そもそもこのタイトル全部置いても場所あまるんだが」等、不満そうな声も聞こえてきました。

よろしいならば戦争だ。

嘘です。
じゃあ上級者ラノベ担当が満足するような作品のチョイスしたらぁ! と思ってみたのはいいのですが、いかんせんベテラン書店員が好みそうなタイトルは先日の記事にも書いた「自分の好きなタイトル」に分類されるようなものばかりなので『売上』という側面を考えるとバクチ要素が多すぎるというかその辺は展開やPOPなどの腕次第なのでなんともいえないという。
ならばただタイトルを挙げるではなく、過去に行った「フェア」をずらずらっと列挙していってみようかと思います。
僕もそうなのですが「つぎこのフェア台何おこうかしら……」っていう悩みが尽きない売り場なので(大変に贅沢な悩みではありますが)一覧としてフェアを列挙してみれば使い回せそうなものや新たなフェア案のヒントが出てくるかもしれない。

というわけで今回は「フェア組み」についてです。

フェアというのも大別して3種類に分けられると思います。

① メディア化
② 書店員が勝手にテーマを設定してタイトルをチョイスするアレ
③ ワンタイトル多面展開

前回の記事とも被りますが、①は基本的にアニメ化タイトルを指すといってもいいでしょう。
一昔前はメディア化といえばアニメになる前に「コミカライズ」「ドラマCD」などワンステップあってから最終的にアニメになるというモノが多かったのですが最近は一足とびにアニメになったりアニメとコミックが同時発表だったりと『メディア化=アニメ』という感じになりつつありますね。
それはともかく。
フェア台が複数ある店舗なんかだと、その一部は「アニメ化コーナー」で占められていることが多いですね。
というわけで、それ以外にフェア台がある店舗はどうやってその場所を埋めているのかということで、今回も②・③の独自フェアをどうするのかということがメインとなります。先に③に関してですが、これは字のごとくフェア台全部使って同じタイトルを大きく展開するというもの。バクチ要素が大きく売れないと返品率やらなんやらのダメージは大きいですが、売れればリターンもとても大きい。
新作の1巻発売時なんかにこれをやって売れれば後々の配本数も大きく上がるし、出版社にも喜ばれます。ただこれをやるには相応のディスプレイ能力も必要になるので、「ただ大量に同じ本が詰まれている」という状況にはしないようにしましょう。POP・看板・クロス等を利用してお客さんの目を止める売り場にしなければいけません。
後は「これはこれから絶対ヒットする!」という書店員の勘を働かせてタイトルをチョイスしましょう。
この施策が成功すれば「この作品は俺が育てた」って大威張りでドヤ顔できます。これが最大のメリットかも(嘘
まぁそういった「序盤から仕掛ける」というやり方じゃなくて、アニメ化映画化などに伴って同じ作家の関連作品を一挙に展開するというのも③に含まれてるといってもいいかもしれません。飛空士が映画化した時とかフェア台1つ使って大きく展開してましたし。ただこれはある程度関連商品がある場合に限りますね。当然ですが。

さて、
それでは肝心の②についてですね。これも単に「自分の好きなタイトルを並べる」というだけではダメです。(最近はもうこんな感じになりつつありますが)ある程度基準を挙げてみましょう
・季節感を取り入れる
・時事ネタを取り入れる
・とりあえず自分の基準で選ぶ
ラノベではあんまり関係ないですが、書店全体で「季節商品」というものは存在しますし、書店に限らず【季節】というのは重要なファクターですよね。ラノベ以外の他のジャンルでは季節ごとのテーマでフェアを組むという場合も決して少なくありません。実用書・児童書なんかは季節感重要ですよね。
時事ネタというよりかは「○○大賞」といった世間的に知られた文学賞等に合わせて大きく展開するという感じでしょうか。
文芸書なんかは特にこのパターン多いですよね。直木賞・芥川賞・本屋大賞・ミステリー大賞等。文芸書ってよく考えたらこんなんばっかりだな。
ラノベは近年まで年末の「このライトノベルがすごい」というモノがあったのですが、去年から「ラノベ好き書店員大賞」というのが年度末に実施されているので展開してみるのもいいかもしれません(宣伝

とはいえラノベ業界ではこういったフェア組めるのこの二つぐらいだしそれ以外の期間どうするのってなった場合のフェア案が必要になるわけですね。
ここの本題までくるのに凄まじい回り道ですね……
季節感とか自分の趣味とかを取り入れつつ如何に読者の目を止めるフェアを考えだせるか。「本」という商材自体は変えられないわけですから、タイトルのチョイスやディスプレイなんかでどこまで独自性を出せるかが書店員の腕が問われるわけですね。
そういったことを踏まえて、自分がここ数年で行ってきたフェアを列挙してみましょう。

○ラノベ作家になろう!
夏休み期間中展開。
書き方系・ネーミング辞典・ジャンル辞典?を併売。ネーミング辞典が結構動いたかな。ラノベ自体は「冲方丁のライトノベルの描き方」のみ。ラノベコーナーで展開するフェアとしてはどうなのって感じでしたね。

○TRPGフェア
ドラゴンブックがやたら売れるので一度やってみたかったフェア。しかし展開してみたけど思ったより売れず。大判書おいたら場所なくなってしまいアイテム数的にはイマイチだったせいかと。どうせやるなら今発注できるタイトル全部置くぐらいじゃないと意味なかったかな。やっぱり中途半端にやるのはいくない

○書籍化ボカロ曲
カゲロウデイズ1巻の時にやってみた。すげー売れましたねカゲロウデイズが。うちの店だけじゃなくても売れたからフェアやったいみあるのかどうかは微妙。ソフトカバーのボカロ系の書籍も点数増えてきたし、画集もあるので、展開するアイテムとしては非常に優秀じゃないかと。

○ラノベ読みが選ぶおススメフェア
「フェア案が思いつかん。えーい知り合いにおススメしてもらえ! コメントも貰えば楽じゃん!」なんて安易に思いついたはいいものの、POP作るのにすげー手間取りました。「売れ筋」とか全く関係なく玄人好みのタイトルばかりおススメしてもらったので、アイテムとしては面白い。売れるかどうかはアレだが。個人的には自分では絶対チョイスしないラインナップだったので満足。

○夏の青春ラノベフェア
青春モノをまとめて展開してみました。でもうちのみせ全然こういった爽やかなタイトル売れないんだよね……。個人的には好きだったんですが。あと結局この手のラインナップって毎回同じになるから買う人はもう買ってる感。

○ライトノベル夏の100冊
去年実施した記憶がある。集英社と角川と新潮が毎年やってるアレのパクリ。基本的にパクってばっかりですよ僕は。
ラノベでいうと春に角川系が100冊やってるからその辺の対抗でもある(なんのだ)
夏に展開する定番とBADなんかのホラーテイストのも混ぜてみました。

○王道ファンタジーフェア
火風・氷結鏡界あたりを軸に、MFのファンタジーも入れて展開。結構売れた。

○魔王と勇者フェア
まおゆうアニメ化の報に合わせて展開。はたらく魔王様とかはぐれ勇者とか。

○ぼっちラノベフェア
いわずもがなはがない・俺ガイルをメインに展開してみようと思ったけどよく考えたら他にオタリアぐらいしか展開するものなかった。まぁ俺ガイルで大分場所使ってたから別にいいんだけど。

○虚淵&きのこフェア
Fate/zero2期に合わせて展開。魔法使いの夜も発売したし。まどマギ映画情報とかもあったけど売上はそこそこ。講談社BOXの朗読CDが結構売れた記憶がある。月関係の書籍はしょっちゅう展開してるから今更そんなに売れないんだよね。好きなんだよ悪いか!?

○吸血鬼ラノベフェア
季節モノも特になくマジでなんも思い浮かばなかったので苦肉の策で展開してみたフェア。フェアとフェアの隙間的な扱いだったので展開もなおざりだった感。

○このラノ
毎年年末に発売されるアレ。しかし最近はアンケートの間口が広がりすぎて「まぁそうなるよね」的なタイトルしかランキングに上がってこないので展開しても微妙。


その他作家・単品別展開作品一覧
○オーフェン
○飛空士
○入間人間
○ブラック・ブレット
○俺ガイル
○黒鋼の魔紋修復士


大体2年でこれだけのフェアを展開してきたのですがもうそろそろネタ切れ感ヤバい
最近はラノベだけの展開をやりつくしてしまったので、別のジャンルからアイテムもってきてますね。
自分の好きなタイトルだけ持ってくるのは簡単なんですが、店としてはやっぱり売上が欲しいわけで、「売れそうなタイトルを使う」というのが前提になってくるわけですよ。フェアで売れなくとも客の目を引いて、レギュラーの棚で売上を取るという方法もありますが、せっかくフェア考えて発注したりPOP書いたりして売れないのは寂しいのでやっぱりある程度は売上につなげたいですよね。
秋葉原の某書店さんなんかは「俺棚」とかいって作家さんにタイトル選んでもらってコメントまで貰うと言うアレっぷり。うらやましすぎて発狂しそうです。くそぅ! 僕もやってみたいこの企画! 
地方の書店で自分のチョイスしたラノベを展開したいラノベ作家さんは是非ご一報ください!
他にも「うちではこんなフェアやったよー」っていう報告もあったりすると嬉しい。
フェア案に困ってる書店員さんはひとつ参考にしてみてください。
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