Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://trumpe3128.blog.fc2.com/tb.php/185-99212141

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

「小説の神様」 感想

感想書くのもあまりにも久しぶりだが、本を読んだあと「とにかく今すぐ感想を書きたい!」という気分になった本は本当に久しぶりである。



最初読み始めた時は「まーた最近はやりの作者系主人公かぁ」とも思ったものだったが、そんな辟易した気持ちとは裏腹に、鬱屈した主人公の語りと、ヒロインとの軽妙なやりとりのバランスがよく、物語に徐々に引き込まれていった。

書きたいものが売れない。売れないと続きが書けない。でも書きたいものを書きたい……。

そんな主人公の心情がひしひしと伝わってくる。
自分の書いた物語の世間の評価と、それでも自分の文章を認めてくれている編集者や友人や後輩。
不承不承ながらも売れっ子作家であるヒロインが共同で本を作るという状況になってからは、順調に作業が進んだ時、
「やはり小説を書いていいんだ」という希望があった。

だが、デビュー作の文庫化が決まったものの、発売2週間での打ち切り。
売上や部数というリアルにうちのめされる主人公。

心身ともに打ちのめされ、自暴自棄になり自分もヒロインも傷つけた主人公に友人がかけた言葉に不覚にも涙が出た。

「千谷一夜という作家のデビュー作。俺の好きな本だ。めちゃくちゃ面白いぞ」

この一文に、物語の全てが詰まっていると思う。
もちろんこの台詞だけで主人公は立ち直ったわけではない。それでもまた歯を食いしばり、執筆という戦いに身を投じるきっかけとなったはずだ。

そして物語は終焉を迎える。

過去に何度か書いたことがあるが「泣ける作品」というキャッチコピーは嫌いだし、(泣いたかどうかは別として)自分でも「これは泣ける作品だ」だの「とにかく面白い作品だ」というのも好きではないし、この物語に対して安易にそんな表現をしてしまうのは失礼だと思う。

ただこの小説が、文章が、主人公たちの生き様が、自分と言う読者に与えた影響が凄かったぜ! 

ということはとにかく主張しておきたい。それだけ自分にとってはインパクトがある作品だったし、相沢沙呼先生のファンになってしまったのは言うまでもない。

「この作品に出合えてよかった」と思えた作品は本当に久しぶりだった。
相沢先生には感謝しかない。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://trumpe3128.blog.fc2.com/tb.php/185-99212141

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

Author:トランペ
ライトノベルを売る毎日

連絡がある方は↓まで。
mail: trumpe3128☆gmail.com

☆→@に変えてどうぞ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

検索フォーム

アクセス

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。